ソーラー発電は元が取れるか

★ソーラー発電は導入時の費用が高額でも以後の経費が安く済むことが特徴です。一般家庭での導入検討では「元が取れるか」がポイントでしょう。

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ソーラー発電は元が取れるか

ソーラー発電の利用形態


ソーラー発電は設置する場所の制約が少ないのが特徴で、腕時計から人工衛星までまさにいろいろな場所で用いられています。設備は地上に直接設置することも可能ですが、太陽光を十分に受けることができて、パネルの重量に耐える場所なら、屋根や壁など建造物の各所に設置が可能で、スペース効率は抜群です。


特に最近は軽量で柔軟なフレキシブル型ソーラー電池も開発され、取り付けの自由度は更に高まっています。「独立型」では、発電した電力を二次電池に蓄電してその場で利用し、外部送電網に接続しない形態となりますが、夜間や悪天候による発電量低下時もこの電力を供給したい場合に利用されています。


「系統連系型」と比べると、蓄電設備のコストが増えますが、外部からの送電コストが上回るケースや、移動式、非常用の電源システムとして利用価値が高くなっています。一般に消費電力が比較的少ない場合にメリットが大きくなりますが、送電網にごく近い場合でも、送電電圧が高いとソーラー発電による独立電源システムの方が安くなることがあります。


既に一般向けに、MPPT(最大電力点追従装置)に自動車用バッテリーを組み合わせる小型の製品も市販されています。携帯用小型機器としては、電卓、ライト、腕時計など消費電力の少ない携帯機器に多く、もともと小型一次電池による電力が比較的高価なので、コストの面でのメリットもあります。電気二重層コンデンサによる蓄電も行われており、その利用形態は増えていく一方です。


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