ソーラー発電は元が取れるか

ソーラー発電は環境に配慮しながら、光熱費を節約可能なのが最大の魅力となります。しかもソーラー発電とオール電化を組み合わせれば、発電した電気を更に有効に使うことができて、大幅な光熱費の削減も期待できます。


こうしてイメージすると、初期段階での多少のコストは長い目で見れば、充分元が取れるのではないかとも考えられます。さて「オール電化住宅＋太陽光発電」の生活ですが、家庭で必要なすべてのエネルギーを電力でまかなうことは当然なのですが、太陽光の力で電力を生み出すことがプラスされるので、この電気を有効に使えば家計で大きな割合を占める家庭の光熱費を大幅に抑えるだけではなく、余った電気を電力会社に売ることまで可能になります。


これならより家計にやさしいオール電力といえるでしょう。もちろん昼間発電した電気は、家庭の電力として使用するので、その分の電気代は無料です。余った電気は電力会社に売るのですが、面倒な手続きや作業は一切不要となっており、毎月、電力会社から売った分の電気代が指定の口座に入金されます。


夜間は発電できないので、電力会社から電気を購入しますが、この時に夜間の電気代を安くする時間帯別電灯契約を利用すれば、ここでも効率的に電気代を節約することが可能です。


コスト面以外でも、地震や台風などの災害による停電時にソーラー発電の電気を使うことができ、緊急時の大きな安心にもなります。又、ソーラー発電を設置してから家族の中でも省エネに対する意識が高まる、との声が多いのも価値あるメリットだといえるでしょう。